ゼロ・エネルギー化への取り組み!ZEH基準の家づくりってどんなもの?
皆さんこんにちは!
匠技建です♪
皆さんはZEH(ゼッチ)という言葉をご存知でしょうか?
ZEHは、これからの家づくりにおいて切っても切り離せない、住宅の本格的なゼロ・エネルギー化への取り組みです。
今回はそんなZEHについてわかりやすく書いていきたいと思います!
■ZEH(ゼッチ)ってなに?
ZEHは、
Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)
の略で、家庭で使用するエネルギーを、高い断熱性能、高効率機器による省エネ、太陽光発電などによる創エネを組み合わせ、住宅の1次エネルギーの年間消費量がおおむねゼロになるという住まいのことです。
※1次エネルギーとは、石油、石炭、原子力、天然ガスなど、加工されない状態で供給されるエネルギー
ZEHは2008年頃からアメリカで注目され始め、日本では2014年4月に「2020年までに標準的な新築住宅で、2030年までに新築住宅の平均でZEHを目指す」という「エネルギー基本計画」が閣議決定されました。
ZEHを実現するためには、まず使用するエネルギーの量を大幅に減らさなければなりません。
しかし暑さ寒さを我慢するというわけではなく、断熱性を高め、設備の効率化を高めることで、快適な室内環境を保ちながら省エネにつなげていき、太陽光発電などでエネルギーを自ら作り出す創エネをプラスすることで、ゼロエネルギー化していくというわけですね。
出典:経済産業省資源エネルギー庁ウェブサイト
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/housing/index03.html
■ZEHのメリットは?
ZEHのメリットは大きく分けて3つ挙げられます。
①経済性
断熱性能を高め、高効率設備を使うことにより、月々の光熱費を安くおさえることができ、太陽光発電等の創エネについて売電を行なった場合は収入を得ることができます。
②快適性、健康面
高断熱の家は室温を一定に保ちやすいので、夏は涼しく、冬は暖かい、快適な生活が送れます。また、急激な温度変化によるヒートショックによる心筋梗塞等の事故を防ぐ効果もあります。
③レジリエンス
台風や地震など、災害の発生によって停電が起きた場合でも、太陽光発電や蓄電池を活用すれば電気を使うことができるので、非常時でも安心な生活を送ることができます。
■これからの家づくりとZEH基準
経済産業省資源エネルギー庁によると、ZEHの普及を目指し各種政策に取り組んだ結果、2020年のハウスメーカーが新築する注文住宅においては、約56%がZEHになったとのこと。
この結果を見ても分かる通り、これからの家づくりにおいてZEHは切っても切り離せない基準になっています。
匠技建でももちろんZEH基準を標準化すべく取り組んでおりますし、「ZEH基準の家づくりをしたい」という方は是非私たちにご相談いただけたらと思います!