ここに注目!ベランダ防水のメンテナンス時期と定期点検
家を建てる際、ベランダ部分は防水施工をしますが、年数が経つと色あせや剥がれ、ひび割れ等の劣化が出てきます。
そこで今回はベランダ防水のメンテナンス時期についてご紹介したいと思います。
ポイントとなる点検箇所は主に、床面、笠木(かさぎ)、排水口の3つ。
それぞれどのような部分に注目して点検していくかをご紹介させていただきますね。
■床面
床面の防水は紫外線や人が歩くことによる衝撃や摩擦などで徐々に劣化するため、定期的なメンテナンスが必要です。
ひび割れや剥がれなどが出た場合、メンテナンスの時期となります。
表面(トップコートと呼ばれる層)に細かなヒビが入っていると、どんなに小さな隙間でも水が中に染み込んでしまいます。
下の防水層が直接傷むと雨漏りの原因になるので、注意が必要です。
■笠木(かさぎ)
笠木とは、ベランダの壁の上に乗っている手すりが付いている部分で、中に水が入らないように壁の上を覆うような形で取り付けてあります。
一般的にはアルミなどの錆びにくい金属が使われているため、定期的な塗装などは要りません。
しかし、笠木の継ぎ目に隙間ができたり、笠木自体がゆがんでめくれたりすると、そこから雨漏りする可能性があります。
これらの症状が見られたときは、メンテナンスが必要になってきます。
■排水口
ベランダには必ず排水口が付いています。
泥やゴミなどが溜まって詰まりが発生すると、水がベランダ内に溜まり、雨漏りの原因になります。
■メンテナンス時期の目安
防水メンテナンスではトップコート塗装(保護塗装)を約5年おきに塗り替えることで防水全体のやり直しを先延ばしにすることができます。
築7年以上経っている場合や下の防水層まで劣化が進んでいる場合は、改めて防水工事を行うことをお勧めします。
■建てるだけで終わりではない。匠技建の定期点検
匠技建ではお引き渡し後に問題がないか、1ヶ月、6ヶ月、12ヶ月、24ヶ月後の4回、定期点検を行なっています。
そして点検はもちろん、その他にも何かご相談やお困りごとがあればすぐに対応させていただきますので、安心してご相談ください。
私たちはOB様と末永くお付き合いさせていただいております。
お家を建てた後、お施主様がいかに安心して長く住み続けていただけるかが私たちの課題であり、責任だと考えているのです。
「建てるだけで終わりではない」
これからもお施主様に寄り添いながら家づくりをおこなってまいります!