世界トイレの日を知っていますか?

11月19日は「世界トイレの日」なのをご存じですか?
今回はそのことにちなんでトイレにまつわるお話をしていこうかと思います。
■なぜ11月19日が世界トイレの日?
世界トイレの日は、日常的にトイレが使えず、困難に直面している人がいまだ多い現状について知ってもらい、改善につなげていくことを目的に、2013年の国連総会で正式に制定されました。
また、国連が採択したSDGs(持続可能な開発目標)の一つにも「2030年までにすべての人が安全な水とトイレを利用できる状況を実現し、その持続可能な管理を確立する」ことが目標に掲げられています。
■世界のトイレ事情
世界ではいまだ約20億人が基本的なトイレを使用できておらず、世界の総人口の約26%に相当します。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、清潔さや手洗いの大切さ、公衆衛生の向上について改めて注目されていますが、トイレの普及が遅れているのは資金の確保ができないことだけではありません。 水不足といった環境問題をはじめ、そもそもトイレの必要性が認識されていないことや各国・地域・宗教的な考え方など問題はさまざまです。国際機関やNPO・NGOでは、トイレ設備の支援や衛生的な生活についての知識普及といった取り組みも進めています。
■日本のトイレは世界一のきれいさ
「日本に来た外国人がトイレのクオリティに驚いていた」という話を聞いたことありますか?私たちにとっては当たり前でも、日本のトイレ文化は世界的に見て最先端にあると言われています。例えば、ボタン一つで洗浄してくれる「温水洗浄便座(ウォシュレット)」やボタンを押すと流水音が流れる「音姫」は最も有名。
清潔さや快適さ、プライバシーを守るために発展してきた技術ですが、日本人のおもてなし精神も根底にあるように感じますね。
■まずは知ることから始めよう
いかがでしょうか。
私たちが普段当たり前のように使っているトイレは世界から見ればすごくめずらしいことかもしれません。トイレを清潔に保つことの大切さについて、知るきっかけになったらうれしいです。
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