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家づくりコラム

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23.09.05

秋の外観チェックポイント!屋根と外壁のお手入れ方法をご紹介

台風や大雨が多いこの季節、家の状態が気になることはありませんか?

また、家が建って10年程経過すると、家のメンテナンスをお考えになる方も多いのではないでしようか。

今回は弊社でもお問い合わせをよくいただく屋根と外壁のチェックポイントやお手入れ方法をご紹介していきます。

■屋根のチェックポイント

屋根は自分の目で確認することが難しく、危険な箇所なので業者に見てもらうことをお勧めします。

ここでは日本の住宅で主に使われている「スレート屋根」「瓦屋根」「金属屋根」の3種類の押さえておきたいポイントをお教えします!

<スレート屋根>

スレート屋根は、セメントが主成分の薄い板状に加工された屋根材で、住宅屋根の主流になってきています。

点検する際に確認したいポイントは次の5つです。

① 棟板金
屋根の頂上にある鉄の部分のことです。

台風などで屋根が飛んでしまう場合は、この棟板金が飛んでしまうことが大半です。

棟板金の浮きがないか、繋ぎ目のコーキングはしっかり塗布されているか、錆がないか、釘が固定されているかなどを確認します。

② 吸水
屋根に水をかけて水を弾くか吸い込むかどうかを確認します。

③ コケ
緑、黄色など粒々したものが屋根に付着しているかを確認します。

日当たりの少ない屋根面に繁殖する場合があるので要注意です。

④ ひび
日当たりの良い屋根面に特に起こりやすいです。

⑤ 反り
屋根を先端から覗き込むように見て反りがないかを確認します。

<瓦屋根>

粘土を焼き固めたもので、日本建築では古くから使われている屋根材です。

点検すべきポイントは次の3つです。

① 漆喰
棟瓦を固定している部分で、その漆喰が剥がれていないか、崩れていないかなどを確認していきます。

② ビス
棟瓦を上から止めている場合はしっかり固定されているかどうかを確認します。

③ 瓦のズレ・割れ
瓦がずれていないか、割れていないかなどを確認します。

<金属屋根>

昔はトタン、現在はガルバリウム鋼板が主流になってきています。

点検すべきポイントは次の3つです。

① 棟板金・釘
スレート屋根と同様の部分を確認していきます。

② 色あせ
屋根全体の色あせ状態を確認していきます。

③ 錆
物がぶつかるなどしてしまった場合、その部分に錆ができることがあります。

■外壁のチェックポイント

外壁は屋根に比べて自分でのメンテナンスもやりやすいかと思います。

特に気候の良いこの時期はお手入れをするのにも向いていますね。

チェックポイントはコケ・カビなどが付着していないか、塗装の変色・劣化、ひび割れが無いかの3つになります。

外壁にコケやカビなどが付いたままだと防水性が落ちてしまったり、ひび割れを放置しておくと雨漏りのリスクが高まったりなど、不具合が出てきます。

手が届く箇所の場合はホースなどで水をかけながらやわらかいプラシやスポンジでお掃除する方法を推奨します。

中性洗剤をぬるま湯に溶かしたものをプラシに付けてこすると汚れが落ちやすくなります。

最後に洗剤成分をしっかり洗い流しましょう。

外壁の塗装をするには「気温が5 ℃以下と湿度が80 %以上の時は避ける」という条件があるので、塗りなおしをお考えなら真冬になる前のお手入れをお勧めします。

いかがでしたか?

点検のタイミングは一般的に屋根が3 ~ 5年に一度、外壁が10年に一度になります。

大切なマイホームに長く住むためにもしっかりチェックして、適切なメンテナンス・お手入れを行いましよう。

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