10月13日は国際防災の日
突然ですが「国際防災の日」を知っていますか?
10月13日は災害に対する備えを充実させて、予防や被害減少を目的として1989年に国際連合が国際デーの一つとして制定しました。今回はそんな日にちなんで、家庭でできる防災対策についてお話ししていきたいと思います。
■日本は自然災害が発生しやすい国
近年、気温上昇による猛暑や大雨の増加など気候変動の影響も顕著になっていますが、日本は世界的に見ても自然災害が多い国の一つで、特に多いのは地震といわれています。そのため、災害に対する備えはとても重要なのです。
■家庭でできる3つの防災対策
家庭でできる防災対策は大きく分けて「備蓄」「住環境」「避難行動」の3つに分けられます。
・備蓄
災害時は電気やガス、水道などのライフラインが止まってしまった場合に備えて、飲料水や非常食を備蓄しておくことが大切です。最低限3日間程度が目安になりますが、水に関しては飲料水とは別に物を洗ったりするための生活用水を1日3リットル×家族人数を準備しておきましょう。
・住環境
食器棚や本棚などの大きな家具には転倒防止の金具や突っ張り棒を設置しましょう。避難経路をふさがないように扉の前や通路に家具など倒れやすいものを置かないようにしたり、扉開放防止金具や滑り止めシートを使うのも効果的です◎
その他にも、窓ガラスに飛散防止フィルムを貼ったり、浸水被害を防ぐために重要なものは2階などの高所へ置いておくなどの対策もあります。
・避難行動
災害が起きた時に備えて、どのように避難するか、自宅・職場・学校の周辺についてハザードマップで調べておきましょう。道がふさがって通れないことなども想定して、複数の避難先や経路を準備しておくこともおすすめします。
また、通話がつながりにくい状況になることを踏まえて、どのように安否確認をするのかも家族で話し合っておきましょう。
■日頃から災害に備えよう
災害大国である日本では、日頃から防災対策をしておくことが必要不可欠です。
備蓄品の定期的チェックや避難場所、安否確認方法などもしっかり共有しておきましょう。


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